これは実話です。
昔、あるお客さまが来ました。
20代半ばの言葉少なめで重い雰囲気を持った痩せこけた男性でした。
カウンセリングしてシャンプーして
カットし始めると…
男性は突然重い口を開きました…
男性「美容師さんっていいですよね…」
僕「えっ…?どうかされたんですか…?」
男性「僕の仕事は人に嫌われる仕事なんです」
僕「どういう事ですか?」
男性は神妙な面持ちで…
男性「僕は税務署で働いているんですが、どこに行っても嫌な顔されるし、毎日の仕事が辛いんです、休みの日でも顔を知られているお店にも行きづらいし、気持ちも落ち込むばかりなんです。」
僕「…」
男性「だから美容師さんっていいですよね」
僕「???」
男性「人に喜んでもらえて楽しく働けて稼げるなんて最高だと思いませんか?」
僕「確かにっ!!!!」
この頃の僕はその男性と同じで、仕事に嫌気がさしている時期でした。
その男性に気づかされました。
きっと引き寄せたんでしょうね。
鏡の法則を読んですぐの出来事でした。
不思議ですよね…。
それからはツラくなった時はこの出来事を思い出してがんばろう!って思ってやっています。
美容師の仕事がツラくなった時…
こんな話でも思い出してみてもらえたらと思います。
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