本日ご来店のお客さま。
今日は就活の為髪を黒くしたいとのご希望。
この時期になると学生さんは就活などで説明会が始まるため、このようなオーダーも多々いただいております。
Before
After
写真だとわかりにくいですが、
絶妙な具合で黒に近いダークブラウンに仕上がっています。
実は自毛が「真っ黒」な人はあまり多くありません。
なんと無く光に当たるとこげ茶見える…
という人がほとんどなので「真っ黒」にすると不自然な感じに仕上がってしまう場合が多いのです。
実は黒染めは危険がいっぱい
かんたんそうに思われがちで
実は奥深いものなのです。
安易に黒染めをすると、
数ヶ月後に後悔…
という事になりかねません。
私の場合はこのようなカウンセリングでこのような事をお聞きしています。
①いつからいつまで暗い状態を保ちたいか?
②どのような理由で暗くするか?
③どのような業種に行きたいか?(就活の場合)
④今後ヘアカラーを明るくしたい希望はあるか?明るくしたい場合はどの位まで明るくしたいか?
①と②は色の持ちを考え、どの位のパワーのカラー剤で、どの位の暗さでするべきか?の指標の為にお聞きしています。
③はあくまで参考程度ですが、例を挙げるとアパレル業界(一概には言えませんが)であれば、そこまで暗くする必要は無いかもしれません。むしろファッショナブルに暗い色を入れる方が良い場合もあります。
打って変わって、もしも受ける企業がお固めの金融系であった場合、大概は自毛に限りなく近く暗めの色にすると良い場合が多いと思います。(余談ですが、その子のキャラ、雰囲気、話し方なども踏まえて前髪の作り方やまとめ方、面接のコツなどアドバイスしています)
④が実はとても大切です。
その時点ではわからない場合もありますが、大抵の方が不本意に黒染めをすることが多いので、反動で明るくしたくなるケースが多いです。
そこを踏まえずにガツンと真っ黒に染める…
という事をすると明るくしたくてもなかなか出来ない→ブリーチする→髪が傷むという事になります。
現在では最小限のダメージでブリーチをする事も出来ますが、髪を大切にしたい方は極力避けたいところです。
という事で今回の場合は限りなく黒に近いダークブラウンで、今後明るくしたくなった場合にはブリーチをせずに最小限で明るく出来るようなカラー剤で染めています。
ホームカラーで黒染め…に関してもかなりリスキーな行為なのでご注意ください。
担当の美容師さんがきっと泣きそうになっています…。。。
くれぐれも慎重に、そして担当美容師さんとよく相談のうえ、黒染めされる事をオススメいたします。
今後黒染めをされる予定の方はぜひご参考ください。
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