最近、ちょっと時間があると映画が観たくなる病にかかっています。
普段しっかり時間を作っていたりしないので、気が向いた時に時間が少しあれば観に行きます。(おそらく年に数回)
【この世界の片隅に】
は昨年末に映画製作費用としてクラウドファンディング(ネット上で出資者を集う仕組み)で約3900万円を集め話題になった映画です。
戦時中から終戦までを1人の女の子の目線で描写されている世界観が、最初から最後まで目が離せないほどのめり込むような、その世界に吸い込まれていくような感じの作品でした。
僕の世代であまり戦争(第二次世界大戦)の話ってそこまで聞いたことがある人も少ないのかな…
きっと祖父、祖母の世代がその位に当たるのかな?
僕の両親は生きていたらもう77歳。
昭和15年生まれでした。
戦時中に生まれ、何も物がない時代を生きてきたから、他の友人の親と比べて質素な生活をしていたし、幼少期の大変さだったりを良く話してくれました。
牛乳は高級、ヤギの乳?ばかり飲んでいたし、いつもお腹を空かしていたようです。
田舎で古い家柄もあってか、父は8人兄弟、母は9人兄弟と今ではあり得ないくらいの大家族だったので余計大変だったのでしょう。
しかし、その質素さが僕にとってはコンプレックスで、とても自由に憧れてこんな感じの自由人が出来上がりましたが…
でも戦争の物語を見る度に
『あー、あの時言っていた意味はきっとこういうことだったんだなー』
なんて思い返すことも多くあり、映画を観て疑似体験すると、より一層感情移入してしまうのだと思います。
まあ、もしもまた戦争が始まったとして、自分よりも自分の子どもが巻き込まれるようなことがあったら辛すぎるなーと。
微力だけれども、そうならない世の中を作っていけたらなーと。
みんな笑顔で過ごせたら良いよね。
観終わった後は、涙が止まらない…
そんなステキな映画でした。
まだ都内でも5つくらいの映画館で上映されているようですね。
まだ観たことない方は是非とも。
今の時代があるのはその時代があったから。
やっぱり過去を知ることは現在にも役立つ場面もあるではないでしょうか。
そして何年経とうと、どんな時代も不変的なものは人間の感情。
数年前だって数千年前でも同じようなことを言っているのだから不思議なものです。
だからこそ大事にして生きたいですね。
きっとそれは変えたくても変えれないものなので。
なんかわかりにくい上に、ポエムってマジメに書き過ぎて恥ずかしいですが…
では
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