最近ちょっと思うことを…

何故鏡にうつった物は上下逆にならないのか？　・・・これ不思議じゃないですか？　　僕はとっても不思議だったんですが。　要するに↑→っていう図形があったとしたら鏡に映すと←↑になりますよね。鏡に映ると左右は逆になります。　何故左右は逆になるのに上下は逆にならないんだ？？　みんなに聞いてみると一番多かったのが「目が左右についているから」ですね。でも片目でみても一緒なのでこれは違います。あと「目は横長だから」「人間が立っているから」とか色々ありますがいずれも違います。　結構難解な問いだと思います。分からない人は先を読む前に　もう一度考えてみてください。　　　　　・・・めんどくさい？？　そんな方も分かった方も続きをどうぞ。　この問題は、人間の「概念」の問題なんですよね。　そもそも鏡の性質とは何でしょう。　それは　光を反射させる　・・・これだけですね。　まっすぐ鏡に進んだ光はそのまま跳ね返ってきます。ここで、跳ね返るのは鏡と垂直方向。つまりこっち側です。水平方向、つまり横方向には変化しません。　鏡と垂直方向の光を反転させる・・・　つまり鏡の基本機能は　映った物の「前後」を逆にする　のが正しいのです。つまりあなたの後頭部に顔がついているようなイメージ。本当は上下も左右も逆になっては居ないのです。だって右手は、あなたの右側にあるし。頭は、あなたの上方にあるし。　でも左右逆だよな。。。。　文字は左右逆に映ってるし、鏡のアナタは左利きだ。　　結局　反転の概念がみんな間違っているのです。　例えば自分の書いた字を「反転」して相手に見せる時は横に回転して見せるでしょう。上下に反転しては見せない。　鏡も一緒。自分の書いていた文字を鏡に映すとき紙を「横方向」のみ回転させて映し出すでしょう？　試しに紙を「縦」方向に反転して鏡に映してみてください。↑→　という図形は↓→という風に映るの、でこうすると「上下逆」に映ることになります。「左右」はそのまんま。　文字が逆になるのはあなたが紙を左右に回転させたからなのです。　鏡に映る人間も同様です。　あなたは後ろから声をかけられたら、どのように振り返りますか？　言い方を変えるとどのように「反転しますか？」　きっと横方向にクルっと回って挨拶をするでしょう。　決して上下回転して振り返りはしない（上下回転とはつまり、その場所から逆立ちってコトだよ。）　なぜか？１、重